今日のつくば近郊ニュース

霞ヶ浦といえば茨城県南の水がめで約100万人の人が水道水として利用しています。また多くのマリンレジャースポットでもあります。

霞ケ浦北浦 ハクレン1000匹が大量死

産卵行動の異常原因?
 霞ケ浦と北浦でコイ科の淡水魚、ハクレン約千匹が大量死しているのが、三日までに見つかった。死んでいたのは、体長八〇−一〇〇㌢ほどの大型のハクレンだけで、両湖で昨年九月に発生したハクレンの大量死とほぼ同じ状況。この時期はハクレンの産卵期であることから、県内水水産試験場(玉造町甲)では「病気や水質汚染の影響ではなく、産卵行動の異常が原因ではないか」とみている。
 両湖沿岸では、一日ごろから、ハクレンの死骸しがいが発見され、国交省霞ケ浦河川事務所(潮来市潮来)が二日に死骸の回収を始めた。三日朝には、各地で死骸が大量に流れ着いているのが見つかり、常陸利根川常陸川水門(逆水門)付近や北浦の潮来市沿岸、霞ケ浦の玉造町沿岸などが多いという。
 同事務所が三日までに回収したものだけで、約八百−九百匹にのぼったが、昨年よりは数がやや少ないとみられる。
 両湖に生息するハクレンは六−八月ごろ、逆水門を越えて、利根川を遡そ上しじょう 、埼玉県栗橋町近辺で産卵する。その際、逆水門付近で数百匹程度が一度に死ぬのは珍しくないという。

ハクレンという魚は蛋白源として移入してきた魚です。結構大きくなる魚で、たまにニュースで利根川で魚がはねているとながれることがありますがハクレンの場合が多いですね。霞ヶ浦の生態系は簡単なものではなく複雑なものになってきているようです。魚でいうとブラックバスブルーギルは減り、アメリカナマズが増えているようです。